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チャイナショックはリーマンショック級

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いつも応援ありがとうございますm(_ _)m


日刊SPA!にて記事を連載中です。
よろしくお願いします。

嘘だらけの憲法解釈 毎週日曜配信しています。
初心者でも分かりやすい内容になっていると思いますので(というか私が初心者なのでw)、よろしくです。

(毎週日曜配信)嘘だらけの憲法解釈 山本博一 倉山満
https://www.youtube.com/playlist?list=PLRaNqHpjzx_eegSZuojnYTdVsl9VOsNwN


さて、本題ですが、

高橋洋一氏のダイヤモンド・オンラインの記事ですが、全くその通りで、完全に同意します。

「中国ショック」はリーマンショック級になる恐れあり

中国の貿易統計は1-7月期の輸入額が前年同期比で14%もマイナスになりました。にも関わらず4-6月期の実質GDP成長率は7%を維持・・・、いや、これは明らかにおかしいです。

経済成長しているということは内需、国内生産が増加しているということですよね。

ならばその生産に必要な資源、部品などを海外から調達しなければならないので、輸入は必然的に増加します。減ることなどありえません。

中国は7%成長の原資を一体どこから調達したのか・・・。いははやナゾは深まります。

いや、まあ、これはナゾというか、高橋氏も指摘しているように、ただ単純に中国のGDP統計が嘘っぱちだからなのですが(^_^;)


今や中国のGDPなど誰も信用していないでしょうね。
その証拠に、7%の成長維持が公表されても上海総合指数の下落は止まりませんでした。

確実に中国の経済成長はストップしています。ストップどころかマイナス成長の可能性もあり得ます。


そして、SPAの記事にも書きましたが、中国の経済失速の厄介なところは、実需に悪影響が及ぶことですね。

チャイナショック!「不測の事態」はもう起こっている
http://nikkan-spa.jp/922940


グラフ&エクセルダウンロード


というのも中国の貿易額(輸出+輸入)は2013年にアメリカを抜いて世界一位になってしまいました。

今や中国は世界の物流の中心になっているのです。
この中国経済の失速の影響は多くの国に波及していくものと思います。


特に中国と貿易量の多い、ドイツとか、例の半島の国とかはかなりヤバイかもしれません。東南アジア諸国も取引が多く、このチャイナショックはかなり尾を引くのではないかと思います。

それは日本も例外ではありません。日本も中国との貿易額はかなりの額におよびます。
輸入は二位のアメリカにダブルスコア以上。
輸出は香港経由も含めればアメリカを上回ります。


中国は日本の最大の貿易相手国であることは間違いのない事実なのです。

これは別に日本は中国経済に頼りきっているとか、日本は中国無しには成り立たないとか、そういうことを言いたいのではありません。
以下の記事にもあるように既に中国の製造コスト、人件費はアメリカとも大差なくなってしまい、もはや日系企業が中国に進出する意味はほとんどありません

中国の製造コスト・・・米国と大差なし!=中国メディア


しかし、中国から手を引くと言っても、すぐにはできませんので、徐々にフェードアウトしていくしかありません。
ですから、今回の様な急激なショックの場合、その影響は避けられないわけです。

まさに、高橋氏の言うとおり、チャイナショックの悪影響はリーマン・ショック級になるおそれがあります。

 安倍首相は今年の2月27日の予算委員会にて、今後リーマン・ショックの様な不測の事態が起これば、10%への再増税を延長する可能性はあると述べています。

BRIEF-リーマンショックのようなことあれば、増税再延期も議論=安倍首相
http://jp.reuters.com/article/2015/02/27/idJPL4N0W11BX20150227
『[東京 27日 ロイター] - 安倍晋三首相は27日午前の衆院予算委員会で、今後リーマンショックや大震災などのような不測の事態が起これば、2017年に予定されている消費税の再度引き上げを延期する可能性はあり得るとの認識を示した。一方、昨年に消費税を8%に引き上げたことで「確かに消費者マインドは冷え込んだ」と述べた。古川元久委員(民主)の質問に答えた。』

今起こっているチャイナショックは正にリーマン・ショック級の「不測の事態」です。

増税なんかやっている場合ではありません。
早急に凍結してしまいましょう。

チャイナショックはリーマン・ショック級の「不測の事態」。10%への再増税などやっている場合ではない! と思われた方はクリックをお願い致しますm(__)m
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再びチャンネルくららに登場しました(=゚ω゚)ノ
今回は倉山先生の語る集団的自衛権、その解釈の変遷の歴史を聞く、聞き手として出演しております。


毎週日曜配信のシリーズ物となっておりますので、よろしくお願い致します。



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